ビットコインなぜ値上がった?

2024年12月8日

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

2024年も残り1ヶ月を切った今、何か新しいことを始めるには節目として良いかなという思いから、このブログで更新する内容に少し時節を交えた事柄もご紹介していきたいと思います。ただ基本的に初心者さんにも分かりやすいようにザックリ解説になってきますので、その点はご承知おきください。より詳しく知りたい方はLINEにてお問合せくださいね。

さて今回時節的に取り上げたいのは【仮想通貨ビットコイン】のお話です。

①ビットコインの近況

参照:Coincheck

「ビットコインとはなんぞや?」「仮想通貨ってなに?」というお話が根本的にはあるかと思いますが、この話は別ブログにてまとめましたのでご参照ください。ざっくりしたイメージだけお伝えすると “みんなで築く通貨” といった感じです。

その仮想通貨の元祖がビットコインなわけですが、つい最近「ビットコインの値段(価値)が爆上がりした!」というニュースを見た方もいらっしゃるかと思います。ホットな話題ですのでぜひ資産形成初心者さんの皆さんにもご理解はいただきたいと思った次第です。

それではどれぐらい値上がりしたのか?というと「1ビットコイン=10万ドル(約1,500万円)」を超えたという価格です。そう言われてもよく分からない…という方も多いと思いますので、以下のように考えていただければよいかと思います。

・ビットコインは発売当初(2009年)「1ビットコイン=約0.07円」でした
・発売当初に1ビットコインを購入していれば、今やその1ビットコインの価値は約1,500万円
・つまり0.07円が1,500万円に化けた!ということです

ものすごい値上がりですよね!!

 

②なぜ値上がりした?

さて、ではなぜこれほどまでにビットコインは値上がりをしたのか?この直近値上がりの要因となっていることを大きく分けて2つあります。

②-1.トランプ大統領の当選

参照:日本経済新聞

ご存じの通り11月アメリカ大統領選でトランプ前大統領が再選を果たしましたね。これがビットコイン値上がりの大きな引き金になっています。
というのもトランプ大統領はビットコインについて以下のような言及をしていたのです。

・アメリカが国としてビットコインを備蓄する

・アメリカ証券取引委員会のトップを暗号資産推進派の人選にする
・アメリカをビットコイン超大国にする

つまるところビットコイン激推しということです。ということはトランプさんが当選した暁にはきっとビットコインはより価値ある存在へと成りあがるという期待が否応にも高まりますよね。

そして見事トランプ前大統領は再選を果たし、同時もしくは再選が近づいてきたと見えるや否や、ビットコインの値段はどんどんと値上がりしていったわけです!

②-2.ビットコインETFの承認

参照:DMM Bitcoin

これは直近の値上がりの直接的な要因ではないのですが、確実にビットコイン値上がりの底上げ的要因となっていることですので共有までに。

2024年1月にアメリカ証券取引委員会によってビットコインのETFが承認されました。「まずもってETFとは?」という疑問が生じると思いますが、ざっくり“株と投資信託の良いところ取り(中間的)の商品”だと理解いただいて大丈夫です。ETFという商品として認められるということは、証券会社を通して結果的にビットコインを取引できるようになるということなので、ビットコイン自体の存在意義・価値を結果的に認めたことになったわけです。なんだか新参者の仮想通貨さんがやっと近所の取り巻きの仲間に入れてもらえた感じです(笑)
今回の承認を得るまでになんと10年以上の却下の歴史があるわけで、そう思うとこの承認はビットコイン並びに仮想通貨か界隈では追い風になる出来事だったのです。

ということで、実はトランプ前大統領の再選の前にビットコインに対する追い風の流れ(ビットコインETF承認)があり、その追い風を一気に押し上げたのがトランプ前大統領の再選だったという流れです。

③今後はどうなる?

そんなこんなで資産運用界隈では話題のビットコインは今後どうなっていくのか?誰もが気になるところだと思います。結論として明確な答えは出せないですが、ビットコインはよく金(ゴールド)と同じカテゴリーとして見なされることがあります。
つまり『上限がある』『経済的影響を受けない』といった点です。

『上限がある』というのは、ビットコインには発行総数が最初から決められていますので、いつでも好きなだけ買えるわけではありません。そして金も同様に無限に採掘できるわけではありませんからこれも限界があります。とかく希少価値があるということですね。

『経済的影響を受けない』というのは、直接的には影響を受けないといったイメージで、経済活動に準じて評価が上がったり下がったりするわけではないので、ゴールドがまさにそうですが安定資産と位置づけられます。ビットコインが安定資産とは言えませんが少なくとも経済活動に準ずるわけではありません。

つまり何が言いたいのかというと、いずれ買えなくなってしまう希少性のあるモノですから、経済的影響を受ける資産しかない手持ち状況であるならば、一口つまんでおくのはそう悪い選択ではないと思うというのが個人的な見解です。

皆さんはどう思われますか??
意見交換程度ですが気になる方はLINEで気軽にお声掛けください。

ではでは郡山でした。

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資産形成

Posted by 郡山 悠也