仮想通貨(暗号資産)とは?

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

ビットコインの値上がりに沸く仮想通貨市場を横目に「沸いてはいるが根本的に仮想通貨がなにか分からない」と思っていらっしゃる方の視線を感じましたので、ザックリな理解をしてもらうためのレベルで解説をここに残しておきます。「10すべてを理解できなくても6~7ぐらいは理解できた気がする!」となっていただけると幸いです。

 

 

 

①仮想通貨とは何?

仮想通貨を種類別に解説|アルトコイン、ミームコインまでわかりやすく
参照:COINPOST

まずは根本的な仮想通貨とはいったい何?という問いですが、それは言わずもがな『仮想の通貨』つまり『デジタル通貨』ということです。

デジタル通貨と聞くともしかするとPayPayやSuicaなどなどを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、それらの総称は「電子マネー」であり、あくまで通貨という意味では日本円を使用していることは変わりありません。
つまり円やドルと同カテゴリーに紐づけられるのが仮想通貨です。お店のレジで「円、ドル、仮想通貨どの通貨でお支払いしますか?」と聞かれるような存在というわけです。

ちなみに「仮想通貨」と「暗号資産」という言葉がありますが、結論としてはまったく同じもので違う呼び名が存在するだけです。正式かつオフィシャルな言い方としては『暗号資産』ですね。

 

 

 

②仮想通貨は何がすごい?

ビットコイン(BTC)の送金時間と送金が遅い時の対処法3つ | Coincheck
参照:Coincheck

そんなデジタルな『仮想通貨』さんはいったい通常の通貨(例えば円)と何が違うのでしょうか?
結論としては以下の点が通常の通貨とは異なります。

・物理的実態がない
⇒これはデジタル通貨の通り、10円玉100円玉のように現物が存在しないという話

・中心的な管理者がいない
⇒円は日本銀行が発行等の管理者ですが、仮想通貨にはそういった一極型の管理者がいません

・送金が安くて速い
⇒例えば10万円を海外にいる友人に送金しようとすると、為替の問題や送金し切るのに時間がかかったり、何より手数料が発生します。ただ仮想通貨であれば国の定める通貨ではないため、そのまま仮想通貨のまま送金できます。

・世界中で使える
⇒当たり前ですが1,000円札はアメリカでは使えませんが、仮想通貨は使えます

ということでなんとなく仮想通貨のイメージは “すごく融通の利く通貨” という具合には思っていただけたかと思いますが、ただそんな融通の利くものが『中心的な管理者がいない』ときています。リーダーや上席者がいないチームや会社で不正も起きずにうまくいくのでしょうか?

 

 

 

③ブロックチェーンという技術

参照:サイバーセキュリティ.com

ここでついに仮想通貨の根幹を成す技術である『ブロックチェーン』という言葉が出てきます。「また分からない言葉が出てきた…」と敬遠せずに、あくまでイメージだけでご理解ください。

例えば仕事でチームを作るにしても、チームAは強いリーダーシップを持った上席者の元で仕事を頑張ろう!と言っています。かたやチームBはリーダー1人を決めず全員が全員を管理監督し合うようにしよう!といったわけです。

はい、チームBが仮想通貨ですね。こんな具合のイメージで良いかと思います。

中心的な管理者がいる場合はその管理者のノートだけに管理記録が記載されるでしょう(〇〇がよく頑張っていたとか、△△がちょっとサボっていたとか…)。ただチームBは中心的な管理者は置かないが、その代わり全員が自分のノートに全員分の管理記録をつけましょうとしたわけです。こうなるとそっとやちょっとではサボることもできませんね(笑)

ということでそんな抜け目のないチーム構成を作った仮想通貨だからこそ、誰か一人がそのチームの価値を担保する(例えば円の価値は日本が担保するということ)のではなく、仮想通貨に関わる全ての人がその価値を担保するというイメージになるわけです。

自分としてはこうしたイメージから仮想通貨は“みんなで築く通貨”だと考えています。

 

 

 

④まとめ

ということで最後の方はかなりザックリとした例えイメージになりましたが、なんとなくご理解いただけたでしょうか?
仕組みを専門用語を交えて覚える必要はさほどないと思っていますので「なるほど仮想通貨は、結構融通の利くみんなで築く通貨、といったものか」ぐらいのご理解をいただけていると幸いです。

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ではでは郡山でした。

資産形成

Posted by 郡山 悠也