「iDeCo(イデコ)の限度額引き上げ」をわかりやすくザックリ解説!
こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
【iDeCo改悪?】といったブログを先日書いたのですが、あまり“改悪”の二文字に引っ張られて「iDeCoするのやめるか~」「NISAとかiDeCoとかなんだか結局よくないんじゃない?」という風潮が流れ始めるのは良くないなぁっと思い、順番は逆ですが2025年からiDeCo(イデコ)の良くなるところもせっかくので超ざっくり解説を載せておきたいと思います。
とは言え「iDeCoに関係する改悪内容について知りたい」という方は下記からざっくり解説をご覧ください。
iDeCoにはいくら掛けられる?
「iDeCoにいくら掛けられますか?」という質問はマネーセミナーおよび個別相談時にもよくいただきます。それを知るためには『まず自分が何階建ての年金ハウスに建築しているのか』みたいなイメージを理解する必要があります。
上記画像の通りですがiDeCoの目的は年金です。年金と言えば皆さま日本人で皆総じて「国民年金」に加入していまよね。つまりこれですでに『一階建ての平屋には住める状態』といった感じです。
続いてサラリーマンの皆さまは給与明細に記載の通り厚生年金も支払っていますので、そうであらば『二階建ての年金ハウスをご用意しましょう』といった感じです。
そして二階建てではまだ物足りないという皆さまは、まさにiDeCoおよび企業型年金等で『三階建て以上の建築に取りかかる!』とせっせと年金ハウスを作り上げていっているわけです。
まぁ何が言いたいかというと元々何階建て年金ハウスを建てようとしているか次第で、iDeCoで増築できる高さは決まっているわけですね。
iDeCoの掛け金アップ!
さてiDeCoのイメージをざっくり掴んでいただいた上で上記表が結論です。
我らがサラリーマンの爆上がり具合をご覧になってください!なんと3階建ての増築部分が吹き抜けを許されたイメージです。これなら3階建てどころかほぼ4階建ての高さに通じる!何ならば普通に4階建て作るより解放感ある!といったイメージです。(解放感の例えは複利の効果を絶大に受けられるということが言いたかったです…)
凄く簡潔に表にまとめると上記の通りでしたが、表内で「※1」「※2」と記載した部分については下記画像にて追加説明を載せておきます。
※1、※2のところは一体何を言っているかというと『企業年金しているんですから、それとiDeCoの掛け金合わせた額を上限にしておくね』ということです。
※1にあたる現在は「最大5.5万円まで掛けられる貯金箱」みたいなイメージです。その貯金箱にはiDeCoの掛け金は2万円までしか入れられないよっと決まっています。
※2にあたる改正後は「最大6.2万円まで掛けられる貯金箱」みたいなイメージです。その貯金箱にはiDeCoの上限がありませんので、全てiDeCo6.2万円で埋めてもよいのです。
まとめ(個人的所感も)
ということで、iDeCo良くなりますよね!ということがシンプルに言いたかったです。
今回の掛け金アップによっておこる効果は
①シンプルに形成できる年金額が増える
②毎年受ける節税効果アップ(住民税/所得税がお得に!)
ということです。
ただ一応視野に入れておいた方がいいのが【「iDeCo(イデコ)が改悪?」をざっくり解説!】で説明した出口戦略の考え方です。ただあくまで“今”こう変わっただけなので、今度どうなるかは誰にも分かりません。分からないことに頭を使うより、分かることで頭を使った方が良いのではないかと思いますので、ぜひ余剰金のある方はiDeCoを増額されてみてはいかがでしょうか?
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ということで、「まずもってまだiDeCo始めていないよ」「なんならNISAも始めていない」「もっと言えばどっちもよく分からなくて困ってる」「どちらも始めているけどもっとちゃんと知りたい」等々のご意見をお持ちの方々、ぜひ【初心者さん向け無料マネーセミナー/お金の学校】へ一度足を運んでみてください!直接LINEでセミナーや個別相談についてのご質問も気軽にメッセージいただければと思います。
ではでは郡山でした。