『為替ヘッジあり・なし』とは何?をザックリ解説

2025年1月20日

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

先日【無料個別相談】時に新NISAの件でご質問をいただいたお話を、せっかくなのでブログに残しておきたいと思います。新NISA開始に向けてサポートを差し上げているときに、お客さまからとある質問をいただきました。
「為替ヘッジあり、なしってどういう事ですか?」
ということで、この為替ヘッジについてザックリ解説いたします。

まず「為替ヘッジなし or あり」とはどういう意味かというと、『為替による影響を回避することをOFFにする or ONにする』ということです。つまり「為替ヘッジなし=為替による影響を回避することをOFFにする」「為替ヘッジあり=為替による影響を回避することをONにする」ということですね。
ではこの「為替による影響を回避することをOFF or ON」とするとどういう結果が生じるのでしょうか?

参照:Genspark

まずは「為替ヘッジなし=為替による影響を回避することをOFFにする」良くも悪くも上記の通り為替に動きがあったときに最終的なリターンに影響してきます。
上記の画像をざっくり言ってしまえば、『円安に動くと円換算の私たちの資産はプラスになる』『円高に動くと円換算の私たちの資産はマイナスになる』ということですね。
実はみんな大好き「S&P500」や「オルカン」などここ1~2年すごい年利をたたき出していますが、これにはこの“円安”が大きく影響しているのです。ここではこの説明は割愛しますが気になる方はLINEで気軽にご質問等ください。

翻って「為替ヘッジあり=為替による影響を回避することをONにする」となると、為替の影響を良くも悪くも受けないということです。先述した「為替ヘッジなし」だと円安・円高によりメリットデメリットが生じましたが、「為替ヘッジあり」だと円安でも円高でもそれにより起こりうるメリットもデメリットも発生しないということです。
つまり外国株式や債券の収益をそのまま恩恵預かりたいと思う方向けですね。

ということでまとめると上記画像の通りです。
「為替ヘッジなし」を選べば、良くも悪くも為替の影響を受け、為替ヘッジをしないわけなのでそこのコストはかかりません。
「為替ヘッジあり」を選べば、良くも悪くも為替の影響を回避できますが、そのためのコストがかかります。

どちらが絶対に良いと言える話ではありませんが、ここ最近の円安傾向を鑑みると「為替ヘッジなし」の方がどうしても恩恵を被れますよね。あと各自でこの為替ヘッジありorなしは選ぶことはできませんから、ある意味投資商品がすでに「為替ヘッジなし」ならば乗っかるのみです。

ただ銘柄選びの際にこの「為替ヘッジ」がどうなっているのかはチェックしておくに値するかと思います。上記で何度も話に出ている通り「円安傾向」の今時においてはこの恩恵を受けられるかそうでないかは、実は大きな差を生み出しているからです。



ということで、ぜひ新NISAを使っての投資銘柄選びの際に一度「為替ヘッジ」に目を通されてみてください!
今回のように新NISAで投資を始める上で基本的な用語や数値などで分からないことも、セミナーおよび個別相談にてお答えしておりますので、ぜひぜひまだ新NISAスタートできてない・始めているけどあんまり考えられていないという方は、ご参加検討されてみてください。

セミナーの一覧はこちらから
[こちらをクリックしてLINE登録]

ではでは郡山でした。

資産形成

Posted by 郡山 悠也