投資信託の管理費用とは?ざっくり解説!~いくら・いつかかる?~

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
さて今回は普段お客さまからよく聞かれる質問をブログに残しておこうと思います。
質問はこういった感じです。
「投資信託の管理費用っていったい何ですか?いくらぐらいかかるものですか?」
新NISAで初めて投資を始めた方からするとなんだかよく分からない手数料的なものは少し怖さを感じますよね。ただ正しく理解すればなんら恐るるに足らずです。
それでは以下ざっくり解説いたします!
投資信託の管理費用とは?
まず「投資信託とは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ひとまずからあげ弁当のような“お弁当”だと思っておいてください。それに対して株や債券というのは“単品おかず”です。つまり「投資信託=からあげ弁当」「株=からあげ」というイメージです。
そんな投資信託を購入すると、お弁当の発売元に管理費用として手数料を支払う必要が生じます。信託報酬と呼んだりもします。
そして支払いは『その投資信託を保有し続けている限り1日ごとにかかる』わけです。
それでは具体的にどれぐらい管理費用はかかるのでしょうか?
管理費用はいくらかかる?

続いては具体的にかかる管理費用の計算方法や目安です。
まず管理費用自体がどこに記載があるのかというと、上記画像(投資信託の商品ページ)で右上黄色〇で囲われている箇所です。つまりこちらの画像の投資信託だと管理費用は「0.09372%」ということです。
ではこの「0.09372%」というのはいったい何に対して約0.09%と言っているのでしょうか?
答えは『この投資商品であなたが保有している金額』に対してです。計算方法も合わせてご覧いただけると分かりやすいかと思います。
例)
・保有している投資信託Aが現在100万円と評価されている状態
・管理費用(信託報酬)は年率0.5%
このケースの場合以下の計算と管理費用となります。
100万円 × 0.5% × 1.1(消費税) ÷ 365日 =約15円
つまりこちらのケースでは毎日15円が管理費用としてかかるというわけです。
ちなみに管理費用(信託報酬)はだいたい0.4~0.5%以下であればお安い方です。これ以上の数値の管理費用がかかる投資信託を悪いと言いたいわけではありませんが、検討している投資商品の管理費用はいったいいくらぐらいになりそうなのかは上記数式に当てはめて計算してみると良いかと思います。
また管理費用の高い投資信託には「アクティブファンド」の可能性がありますので、ここは慎重に検討された方が良いかと思います。 アクティブファンドとインデックスファンドについては下記ブログをご参照ください。
まとめ
ということで、投資信託の管理費用がどういったものかお分かりいただけましたでしょうか?
NISAで投資できるインデックスファンドで選んでいる分には、率の高い管理費用はそう多くはありませんが、管理費用(信託報酬)について何も知らない状態でいると、銀行や証券会社の窓口でNISAを始める際に、手数料の高い投資信託をおすすめされて投資を行ってしまいかねないです。どうぞご自身の身はご自身で守るしかありませんので、少しでも理解を深めてご自身で取捨選択できるようになっていただければと思います。
こういった基礎知識で分からないことがある方はたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひ一度基本のキから学びたいという方は下記リンク先の【初心者さん向け無料マネーセミナー/お金の学校】へぜひご参加ください!またLINEでも気軽にご質問受け付けておりますのでご活用ください。

