楽天証券におけるフィッシング詐欺の対策方法~追加認証(二段階認証)/SBI証券も~

参照:Yahoo!ニュース

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

さて3月21日、資産運用に取り組み皆さんに不安なニュースが入ってきました。『楽天証券でフィッシング詐欺が相次いで発生』というお話です。
資産形成のサポートをご一緒にさせていただいた方の中にも多く楽天証券をご利用されていらっしゃる方々がいらっしゃいますし、何より自分自身楽天証券ユーザーですので、このニュースは不安がよぎると思います。そしてコレは楽天証券だけの限った話でもありませんので、SBI証券をご利用の方にも一読いただいて対策を講じておいていただきたいです。

以下、「発生している詐欺内容」「楽天証券での対策」「SBI証券での対策」と載せておきますので、楽天証券・SBI証券ユーザーさんは対策しておかれてください!



①発生している詐欺内容

参照:NTT東日本

今回楽天証券で発生している詐欺とはいったいどういった内容かというと世に言う「フィッシング詐欺」です。上記画像の通り「パスワード等を釣り上げられる詐欺」ですね。

参照:Yahoo知恵袋

具体的には、楽天証券を偽ったメールが届きその中に「セキュリティー強化のため」などの理由でIDやパスワードなど盗み取る(釣り上げる)わけです。メール内容では緊急性を訴えたり、アカウント停止などの損失を臭わせたりと、あの手この手で「IDとかパスワード入力しなくちゃ」と思わせるための罠が張り巡らされています。

こうしたメールに言われるがまま対応してしまった方々が、今回保有していた株式などの金融商品を勝手に売買される等の被害が出ています。「保有している金融商品が売られ、代わりに中国株を大量購入されていた」なんてお話も挙がっているそうです。

ことNISAに限らず複利効果を最大化させるには長期投資が最も重要なファクターになるわけなのに、それを勝手に売却されるなんて酷すぎる…しかもこの米国株価下落時に売却なんて、NISA投資家の多くの方は米国株を保有している可能性が高いですから痛手過ぎます…。



②楽天証券での対策

楽天証券のログイン追加認証はこちらをチェック

それでは早速対策のお話です。
楽天証券ホームページでは「詐欺メールやホームページにお気を付けましょう」ということで見分け方も掲載されていますが、正直ある程度ネットおよびセキュリティにリテラシーがないと見分けることは容易でないと思います。そのためもし詐欺メールやサイトの誘いに乗ってしまったとしても防ぐことができる対策を整えておきましょう!

それが『追加認証(二段階認証)』です。
例えば楽天証券にログインするためには「ID」と「パスワード」さえあれば基本ログインができてしまいます。ログインさえ出来てしまえば色々とやりくり出来てしまうわけです…。そのログインの鍵となるものに「ID」「パスワード」と「さらにもう一つ」付け加えるというものです。
楽天証券での「ログイン追加認証の設定方法」はリンク先からご覧ください。1分もかからず終わりますので楽天証券ユーザーさんで未対応の方は今すぐご対応ください!

その他に以下の2点も対策する価値アリと思いますので、この機にご自身の資産守備を強化されておかれてください。
出金時のSMS認証
取引暗証番号の再設定




③SBI証券での対策

私たちはお客さまのお取引の安心と安全のため 堅牢なシステムとセキュリティの構築に 日々努めています
SBI証券のセキュリティー対策について

さて今回は楽天証券でのフィッシング詐欺が話題になっていますが、これは本来楽天証券に限った話ではありません。ネット型証券で言えば「SBI証券」をご利用の方も多いかと思いますので、SBI証券verの対策についても載せておきます。

まずは『追加認証』のサービスです。SBI証券では通常の「ID」「パスワード」に次いで追加できる認証サービスは以下の2点です。
デバイス認証
利用する端末(スマホやパソコン)を認証することでログインができる方法、つまり使用する端末を決めるという作業です。
FIDO(スマホ認証)
スマホ内にアプリを入れてそちらを利用することでログインができる方法、つまりスマホで完結させたい方向けです。

その他にも対策を講じておくと良いものがありますので、ぜひSBI証券ユーザーさんはこちらも含めてご対応ください。
出金時の二要素認証サービス




最後に

ということで、まずは対策あるのみです。
もしもすでに先述したようなメールやサイトでIDやパスワードなどを入力した覚え・疑いがあるという方は以下リンク先から各証券へお問い合わせされてみてください!
[楽天証券の問い合わせはこちら]
[SBI証券の問い合わせはこちら]

また何か分からないことがあれば郡山LINEにメッセージお送りいただいても構いませんので、解決できるかは分かりませんが気軽にご連絡ください。

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ではでは郡山でした。

資産形成

Posted by 郡山 悠也