「参院選は与党大敗で過半数割れへ」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
さて3連休も最終日、皆さまいかがお過ごしでしたか?この3連休の目玉と言えば20日に行われた参院選ですね。郡山は仕事のため期日前投票で済ませてきましたがついに結果が出ました。政治的発言は誰かの正義であり誰かの悪になり得るので、あまり個人的所感は避けたいと思いますが、ひとまず選挙結果をザックリ解説です。
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参院選の結果まとめ表
| 政党名 | 改選前議席数 | 改選後議席数 (見通し) | 増減幅 |
|---|---|---|---|
| 自民党 | 52 | 約32〜36 | ▼大幅減 |
| 公明党 | 14 | 約12〜14 | やや減 |
| 立憲民主党 | 22 | 伸び悩み(微増or横ばい) | ±0〜+1 |
| 日本維新の会 | 6 | 微増または横ばい | ±0〜+2 |
| 共産党 | 7 | 減少 | ▼減少 |
| れいわ新選組 | 2 | 3 | ▲+1 |
| 国民民主党 | 4 | 大幅増の可能性 | ▲+複数 |
| 参政党 | 1 | 10以上 | ▲大幅増 |
| チームみらい | 0 | 1(比例・安野党首) | 初当選 |
各政党の政策等まとめ表
| 項目 | 自民党 | 公明党 | 立憲民主党 | 維新 | 共産党 | れいわ新選組 | 国民民主党 | 参政党 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ■ 主な公約 | 現金給付(2万円) | 同左 | 消費税ゼロ(最長2年) | 食品消費税ゼロ(2年) | 消費税廃止 | 消費税廃止 | 消費税5%(条件付き) | 消費税廃止 |
| ■ 外国人政策 | 不動産実態調査表明 | 共生を重視 | 共生を主張 | 触れず | 共生重視 | 排外に否定的 | 空室税提案 | 日本人ファースト |
| ■ 安全保障 | 米との交渉重視、経験強調 | 支持 | 安保法制違憲部分の廃止 | 対応不明 | 平和外交 | 非軍事路線 | 不明 | 安保より内政重視 |
| ■ 得票状況 | 大幅減(1人区で14勝18敗) | やや減 | 微増または横ばい | 微増or横ばい | 減少傾向 | やや伸長 | 大幅増の見通し | 大幅増(比例強い) |
| ■ 勢い | 低下 | 現状維持 | 力不足 | 伸び悩み | 低迷 | 徐々に浸透 | 都議選でも好調 | SNS世論で拡大中 |
| ■ その他特徴 | 与党過半数割れ | 不信任決議示唆 | 若年層に人気 | 空室税など提案 | 排外的主張で賛否 |
①【選挙結果と与党の敗北】
- 自民・公明が改選過半数割れ:自民党と公明党は今回の選挙で議席を大幅に減らし、改選過半数(63議席)を下回った。全体(非改選含む)での過半数(125議席)維持も微妙な情勢。
- 与党内の反応:石破首相は「比較第1党の責任」として続投の意向を表明。理由として米国との関税交渉を挙げた。
- 政権運営の厳しさ:参院でも少数与党となる可能性があり、野党との協調が不可欠になる。立憲民主党の野田代表は、首相への不信任決議案提出を示唆。
②【各党の得票状況と争点】
- 各党の議席増減:
- 自民党:1人区で苦戦(14勝18敗)
- 立憲民主党:改選22から伸び悩み
- れいわ新選組・国民民主・参政党:躍進傾向
- 維新・共産:微減または後退
- 物価高・消費税対策が争点:
- 与党:減税せず現金給付(1人2万円+加算)
- 野党:消費税減税・廃止で足並み
- 財源議論は曖昧で、与野党とも楽観的な税収見通しに依存
③【外交・外国人政策・安全保障】
- 外国人政策の論争:
- 参政党が「日本人ファースト」で支持を拡大
- 外国人不動産購入問題や空室税が議論に
- 一部に排外的風潮も見られるが、立憲や公明は共生を訴え
- 外交・安保政策:
- 首相は中盤以降、安全保障と米関係に重点を移す
- 中国・北朝鮮の脅威を背景に与党の経験を強調
- 立憲は安保法制の「違憲部分廃止」を掲げるも、具体性に欠けた
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ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?改めて流れをおさらいしておくと以下の通りです。
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・与党大敗、参議院の過半数を割る
↓
・国民民主党、参政党が躍進
↓
・衆参両院ともに与党過半数割れで政権運営は難航
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今回の参院選は期日前投票数が過去最多だったとのこと。未だ投票しやすい環境下とは全く言えませんが(なぜ三連休ど真ん中にわざわざ設ける…)、それでも過去情報収集できる場が現場かテレビか雑誌などしかなかった中、SNSやYouTubeなどのオンラインメディアが増えて明らかに興味関心を寄せる数が増えたことは得票数にも現れれていますね。そして何かの息がかかっていないもしくは特定の息だけではない情報に触れることで、少なからず情報操作の網から抜け出す機会創出が起きていることも事実だと思います。と同時に情報に溢れているとも言えますので、見極めは常々今の時代大事ですね。
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ではでは郡山でした。
