「ソフトバンクGが米国74兆円投資へ!」をザックリ解説!

2025年10月7日

出典:日本経済新聞

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

AI関連のニュースが止まりませんね。とてつもないスピードと量がうごめいており、市民な自分にはただただ「へー。。。」としか言いようがありませんが、まさに時代の先駆け時とはこうして覇権争いが飛び交うのだと思います。
そんな中今回はソフトバンクグループの動きに関するニュースです。ソフトバンクを携帯会社としてしか知り得ていない方が多いかと思いますが、グループとしての姿は時代を猛スピードで走り抜ける猛者です。孫正義さんの剛腕によりAI時代の覇権争いに名乗りを上げましたというザックリ解説です。





① ソフトバンクGとオープンAIの巨額AI投資計画

  • ソフトバンクグループ(SBG)は米オープンAIや米オラクルと組み、AIインフラ整備「スターゲート計画」に基づき総額5000億ドル(約74兆円)の投資先を決定。
  • テキサス州やオハイオ州など米国内で大規模データセンターを建設。
  • 投資規模はGAFAMを上回り、AI収益600兆円市場を狙う孫正義会長の野望が示された。

② 孫正義氏とアルトマン氏の戦略的共鳴

  • オープンAIは従来マイクロソフトに依存していたが、計算資源不足や競合回避からソフトバンクG・オラクルと連携。
  • サム・アルトマンCEOは「毎週1ギガワットのAIインフラを生み出す工場」構想を披露し、AI覇権競争で遅れを取らぬ姿勢を強調。
  • 孫氏は「ASI(人工超知能)の時代に600兆円規模の収益を分け合う数社の一角を目指す」と発言。

③ 投資回収とインフラ整備の課題

  • ベイン・アンド・カンパニーの試算では、AI業界全体で2030年に年2兆ドルの売上が必要だが、現状では8000億ドル不足の見込み。
  • データセンター建設は乱立し、建設会社の能力不足や電力供給問題が深刻化。
  • 膨大な投資回収の道筋は不透明で、リスクも大きい。




ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?

いやはやもう「すごい」としか言いようがない桁違いのお話です(ゲームやおもちゃでも兆の桁では話しません)。ただまとめの3つ目にも記載の通り、あまりにも規模が大きすぎ、かつ不透明な部分もあるので、リスクが大きな投資になることは避けて通れません。
もちろんだからこそ見込める利益の莫大さがついて回るわけですが。リスクなしにはリターンは得られませんものね。とは言えリスクがあれば必ずリターンも見込めるわけではありません。リスクだけが非常に高い投資もやはりありますので、そのあたり表面的な甘い言葉に釣られず、ちゃんと自分自身で調べる必要が、僕たち市民の投資にももちろん大事になりますね。

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ではでは郡山でした。

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Posted by 郡山 悠也