「NISA向け新興国株ファンド、中国が軒並み上位に」をザックリ解説!

2025年10月7日

出典:ダイヤモンドオンライン

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

資産形成の最適化を促す立場として、NISAはほぼ必須となってくると思います。もちろん投資という手段として他の方法もありますが、初心者さんが下手にリターンを強く求めることは、どんどんギャンブルへと向かっていくだけですからね。
そしてNISAで資産運用をしていく上で最も大事なことは『長く続けること』だと言い切れます。そういう意味で長く続けるために必要なことは決して銘柄選びに集約はされません。むしろ銘柄選びはBADアンサーだけ選ばないようにさえすれば良いとさえ思います。

ただ世の流れを掴んでおくことは大事という視点から、ちょっと現状のNISAにおけるピンポイントな情報をザックリ解説でお伝えさせてください。





① 中国株ファンドのリターンが好調

  • 新NISA(少額投資非課税制度)対象の新興国株ファンドの1年リターンをランキングした結果、中国株関連ファンドが上位を占めた。
  • 背景には、中国政府の景気刺激策への期待感があるとみられる。

② 上位ファンドの詳細

出典:日本経済新聞
  • 第1位:「深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)」
    • リターン:75.2%
    • 投資対象:中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳のA株
    • 特徴:2025年6月ごろから上昇が加速。TOPIX(16%)を大きく上回る。
    • ただし、3年リターンは0%前後で、基準価格は3年前と同じ水準に戻っただけ。
  • 第2位:「東洋・中国A株オープン『創新』」
    • リターン:73%以上
    • 投資対象:上海・深圳のA株

③ 投資判断の注意点

  • 短期的なリターンは高いが、長期的には慎重な判断が必要。
  • 特に「深セン・イノベーション株式ファンド」は、1年では好成績だが、3年ではほぼ横ばいであることに注意。




ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?

「なんだか中国って大丈夫?」とか「オルカンやS&P500さえ抑えておけばいいでしょ」などの言葉が飛び交いそうですが、そう思う理由やソースがどこにあるのか。と問われるとなかなか言葉に窮することも多いのではないでしょうか。正しく実態を知ることは正確な判断をする上で必須です。「誰かが言っていた何か」ではなく「データを元に自分自身どう考えるのか」すごく大切です。生成AIにより考える部分を代替してくれることも増えてきましたが、だからこそその先の考えることや、そもそも生成AIに何を聞くのか・何を問題提起するのか、大切になってきますね。

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ではでは郡山でした。

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Posted by 郡山 悠也