「富士通・NVIDIAがAI半導体を共同開発へ」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
さてNISA等で資産運用をされていらっしゃる方は、ここ最近のAIを筆頭とした株高旋風により恩恵を受けている方多くいらっしゃると思うのですが、AI周辺の商況の変化は留まることを知りませんね。今回もまさにAI関連のニュースからお伝えしたいことなのですが、その波及はもちろん国内でもうごめいています!
今回は巨人NVIDIAと富士通が共同開発に乗り出すというお話をザックリ解説です。
・
・
・
① 富士通とNVIDIAのAI半導体共同開発
- 共同開発の概要:富士通と米NVIDIAが、AI向け半導体を共同開発。スーパーコンピュータ「富岳」で培った富士通の省エネ技術と、NVIDIAの高速GPU技術を融合。
- 狙い:高効率・省エネルギーなAI処理チップを実現し、データセンターやロボット、車載機器などの需要を取り込む。
- 具体的な技術:2027年実用化予定の2ナノメートルCPU「MONAKA」や、1.4ナノメートルの後継CPUの開発などを通じ、省エネ性能のさらなる向上を目指す。
② グローバル企業の日本技術への注目
- NVIDIAの戦略:富士通との連携を通じて、日本の省エネ技術や堅牢なシステム構築力に期待。富士通の広範な顧客基盤(製造業、金融、政府など)を活用し、世界展開を強化。
- 他企業との協業事例:
- 日立製作所とOpenAI:データセンターの電力技術で提携。
- NTT:次世代光通信基盤「IOWN」でIntel、Microsoft、Googleと協業。
- 背景:経済安全保障や「ソブリンAI(国内開発AI)」のニーズが高まり、自国内技術の重要性が増している。
③ 今後の展望と戦略的意義
- 次世代スパコン計画:理化学研究所と共同で「富岳」後継機を開発予定。CPUとGPUの組み合わせにより、さらに効率的な計算性能を追求。
- 半導体業界の潮流:用途特化型半導体が必要とされる中、NVIDIAは他社のCPU(Qualcomm、Intelなど)とも連携し柔軟なシステム構築を進める。
- 富士通の強み:異なる技術の統合による高効率なシステム設計で、日本国内外の需要を取り込み、世界市場への進出も視野に。
・
・
・
ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?
流れは完全に専業特化したチーム同士のタッグという風潮なのだと思います。逆に下流から上流まで一気通貫に取り組もうとするとどうしてもスピード・技術力などの面で後れを取るというのがありますね。それは以前の記事で紹介したインテルの件がまさに象徴していると言えるでしょう。
今後も時事ネタを中心にザックリ分かりやすく経済情報等をLINEでお届けしてまいりますので、NISA・iDeCo・保険見直しなども含め資産形成ご興味ある方はLINE登録して気軽にメッセージください!
ではでは郡山でした。
