「アサヒGHDシステム障害で他メーカーに受注増」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
少子高齢化・超高齢化社会など「子どもの減少」「平均寿命の延伸」は色々な角度から問題視をされますが、そのうちの一つに『介護問題』がありますよね。亡き父も晩年は介護状態を余儀なくされていたので、本人はもちろんですが母親も大変だったと思います。そんなときやはり頼りにしていたのは介護事業者の方々でした。むしろその方々なしには介護は暗礁に乗り上げていたのではと思わされます。
そんな介護事業は高齢者の増加による利用者増はもちろんのこと、担い手不足も深刻です。今回はそんな介護事業に関するニュースをザックリ解説です。
・
・
・
・
・
① アサヒGHDのサイバー攻撃と影響
- 9月29日朝、アサヒGHDがサイバー攻撃を受け、受注・出荷システムが停止
- 工場の生産やコールセンター業務も停止し、主要6工場の操業を一時停止
- 電話による手作業での受注を再開し、「スーパードライ」の生産・出荷を限定的に再開
- 10月15日からは「生ジョッキ缶」「クリアアサヒ」「アサヒゼロ」など16品目を順次出荷再開予定
- 一方、「シングルモルト宮城峡10年」など新商品の発売は延期
② 他社(キリン・サントリー・サッポロ)の対応と業界波及
- アサヒ製品が供給できないため、他社ビールへの注文が急増
- キリン、サントリー、サッポロが飲食店向けの出荷制限・調整を実施
- キリン:「一番搾り」「ラガービール」
- サッポロ:「黒ラベル」「エビス」
- サントリー:「ザ・プレミアム・モルツ」など
- 出荷制限は9日出荷分(キリン)、3日配送分(サッポロ)から順次開始
③ 小売・外食産業への影響
- スーパーでは特売停止や売場縮小が発生。
- スーパードライの販促中止、他社製ビールを拡大
- 在庫は現時点で確保されているが、今後の供給に懸念
- 外食業界でも代替調達が進行。
- はま寿司(ゼンショーHD)はニッカウヰスキーの供給遅延で他社製品確保へ
- 居酒屋チェーンではアサヒ製ビールから他社製への切り替え
- 一部では炭酸ガス不足の懸念も
まとめ
アサヒGHDのサイバー攻撃によるシステム障害は、ビール業界全体に波及。主要3社が出荷制限に追い込まれ、小売・外食業界にも供給不安が広がっている。アサヒは段階的な復旧を進めているが、新商品発売の延期など影響は長期化の可能性がある。
・
・
・
ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?
今回のお話は、9月末からニュースになっていたアサヒがサイバー攻撃を受けた件のその後のお話ですが、サイバー攻撃は「ランサムウェア」のものです。この手の基本的な目的は身代金要求になるわけですが、アサヒからすればお金で済むならいち早く復旧させたいところでしょうが、現実的に現場はそうはなっていないのだと思います。どんどんコンビニからアサヒの飲料品が消えていくのが目に見えて分かるどうなることやら。。。
今後も時事ネタを中心にザックリ分かりやすく経済情報等をLINEでお届けしてまいりますので、NISA・iDeCo・保険見直しなども含め資産形成ご興味ある方はLINE登録して気軽にメッセージください!
ではでは郡山でした。
