「みんなの投資どのくらい?30〜40代は月10万円!?」をザックリ解説!

2025年10月30日

出典:日本経済新聞

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

株高傾向止まぬ昨今は、「NISAしていて良かった~」と思われる方が多くいらっしゃると思います。昨今のこの手に話をする際には同時に「追い風参考記録ですけどね」という注釈を加えて良くも悪くも注意喚起をしておく必要がありますが、まぁそれでも十中八九NISAしかり資産運用は出来る方はするべきでしょう。
そんな中NISA・iDeCoに関するアンケートニュースを見かけたのでザックリ解説です。箸休め的にご覧になってみてください。



出典:日本経済新聞

① 投資動向と新NISAの影響

  • 日経が約1900人に実施したアンケートで、毎月の新規投資額の中央値は10万円。
  • 特に30〜40代が積極的で、約3割が3年前より投資額を2倍以上に増やしている。
  • **新しいNISA制度(2024年開始)**が追い風となり、預貯金から投資へ資金が移動。
  • 投資目的は**老後資金形成(67%)とインフレ対策(49%)**が中心。
  • 「老後2000万円問題」や物価上昇が背景にあり、「投資しないことがリスク」との意識が強まる。

② 日本の金融資産構成と意識変化

  • 日本の家計金融資産の構成は、**現預金51%、株・投信18%**と依然として保守的。
     (米国は現預金12%、株・投信55%)
  • 若年層を中心に、「現金を眠らせず運用する」姿勢が広がりつつある。
  • 個別投資例では、月30万円を投資に回す30〜40代が増加。
  • 投資対象は全世界株やS&P500連動型の投信など、分散志向が強い。

③ 金融リテラシーと教育の拡大

  • 調査のリテラシーテストで満点(5点)取得者は24%、平均以上(4〜5点)は55%。
  • 満点者の83%が投資を行っており、リテラシーが高いほど投資への理解・耐性も高い。
  • 政府機関「金融経済教育推進機構(J-FLEC)」が設立され、講師派遣や大学講座を展開。
  • 金融教育が投資拡大の基盤とされ、若年層にも学ぶ意欲が見られる。

■ まとめ

  • 日本では「貯蓄から投資へ」の流れが本格化し、特に30〜40代を中心に新NISAを契機に投資意欲が高まっている。
  • 一方で、金融リテラシーの格差が投資行動に影響しており、政府による金融教育の拡充が進む。
  • 投資への意識変化は、長期的に日本の家計資産構造の転換を促す可能性がある。




ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?

先に個人的所感を書かせてもらうと「日経新聞読んでる方のデータですね」ということです。正直、投資額が実態よりかなり高い気がします。中央値が10万円台って日本の年収そんなに高かったっけ?と。現実的には中央値は3万円前後じゃないかと思いますね。
とは言え逆に言うとリテラシーとある程度の経済力・生活面が許す方は、投資額をある程度しっかりと投入していると言えます。そしてその方法を取ること自体は生活面に支障をきたさない前提で言えば正道と言えるでしょう。この辺りの投資額に関する認識はよくよくご質問・相談を受けますので、宜しければお気軽にLINE等からご相談ください。

今後も時事ネタを中心にザックリ分かりやすく経済情報等をLINEでお届けしてまいりますので、NISA・iDeCo・保険見直しなども含め資産形成ご興味ある方はLINE登録して気軽にメッセージください!
ではでは郡山でした。

[こちらをクリックしてLINE登録]

時事ネタ

Posted by 郡山 悠也