「アクティブ型投信はどう選ぶ?」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
さてNISAやiDeCoで投資を行っている方の多くは、銘柄選びの前提に「投資信託」から選ばれている方が多いかと思います。そしてYouTubeなり何なりと情報収取をすれば、投資信託の中でも選ばれているののほとんどは『インデックスファンド』と呼ばれるものだと思います。
そんな中で今回はあえて『アクティブファンド』に目を付けたニュースについてザックリ解説です。
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① アクティブ型投信の現状と課題
- アクティブ型投資信託は、プロの運用者が市場平均を上回る成果を目指す投信。
- NISA拡充で注目されるが、市場平均を上回るファンドは日本で約25%、米国で約10%程度と少ない。
- 信託報酬などのコストが高く、長期的にインデックス型を上回るのは難しい。
- 初心者はまずインデックス型で資産形成し、余裕資金の一部をアクティブ型に充てるのが現実的。
② 「実力派」アクティブ型を選ぶポイント
- 運用期間:5年以上、できれば10年以上の実績があるものが望ましい。短期間の好成績は偶然の可能性あり。
- 純資産総額:100億円以上が「安全ライン」。少ないと繰上償還リスクが高まる。
- 運用効率(シャープレシオ):1.0以上が目安。リスクに見合った収益性を測る指標。
- 頻繁に分配金を出すファンドは複利効果を損ないやすく、長期運用には不向き。
- 為替連動やデリバティブを多用する複雑な投信は初心者は避けるべき。
③ 投信の絞り込みと評価の活用法
- 日経電子版やネット証券の「投資信託サーチ」などでスクリーニング可能。
- 例:
- 国内株式・先進国株式
- 決算年1~2回
- 設定後5年以上、純資産100億円以上、シャープレシオ1.0以上
→ 約170本が該当。条件を厳しく(10年以上・シャープレシオ10年で1.0以上)すると約10本に絞られる。
- ファンドスコア(5段階で4以上など)も参考になるが、過去の成績に過信は禁物。
- 投資先や運用手法を理解できる範囲で分散投資を行うことが重要。
まとめ
- アクティブ型投信は高リターンを狙えるが、長期的に市場平均を上回るのは一部のみ。
- 選定では「運用期間10年以上」「純資産100億円以上」「シャープレシオ1.0以上」を目安に。
- 安定的な長期運用を重視し、複利効果を活かしつつ自分が理解できる範囲で選ぶことが成功の鍵。
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ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?
自分もご相談者さんのほとんどには「とかくインデックスファンドから」というお話をさせていただくわけですが、ある程度色々と見聞き・経験していくと「アクティブファンド」もとなる気持ちは分かります。投資に絶対はありませんし、一つの経験としてというのであれば、アクティブファンドを保有してその値動きを観察してみるのもアリなのかもと思います。
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ではでは郡山でした。
