「名古屋駅西・リニア需要で遊ぶ街から住む街へ」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
さて何を隠そう郡山は名古屋市内に居住しており、マイホームによるローンもしっかりと双肩に抱えているので今回のニュースは何かと思うところがあります。名古屋駅には2035年に向けてリニア開通の流れがあり、それに向けた開発等が間近で行われています。今回はそのリニアに関するニュースをザックリ解説です。
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① 名古屋駅西の再開発と中駒産業の動き
- 中駒産業(名古屋市)が名古屋駅西側でオフィスビル(12階)と賃貸マンション(15階)の2棟を建設予定。
- 敷地は2145㎡、総工費は約100億円を想定。2028年ごろの完成を目指す。
- リニア中央新幹線の新駅開業を見据えた開発で、すでに大半の土地を取得済み。
- 新駅から徒歩4分の好立地で、既存のマンションを含め3棟構成の複合開発に。
- リニア開業により東京への通勤圏化が進み、居住・オフィス需要の拡大を見込む。
② 大手デベロッパーによる開発と街の性格変化
- 総合地所・三菱地所レジデンスが「リニアゲートタワー名古屋」(19階建)を2024年に竣工。
- オープンハウスグループも「イノバス名駅クロス」(14階建)を建設中(2026年完成予定)。
- これまでの駅西は、出張者や単身者向けの歓楽街・ビジネスホテル街として発展。
- 駅東は高層マンションが多く、商業中心地だったが、リニア開業で駅西にも居住志向が波及。
- 東京アクセスの改善により、家族層の定住やオフィス需要の増大が期待される。
③ 地価上昇と不動産市場への波及
- 名駅西地区の地価は10年で2倍以上に上昇。中村区椿町では239万円/㎡(2016年比2.3倍)。
- 周辺地区の則武・亀島も約2倍に上昇し、資産価値が高騰。
- 名古屋市全体のオフィス空室率は3.1%と低水準、高価格帯では1.4%に。
- 不動産投資環境の良化を背景に、中駒産業は沿線で7件の土地・物件を新規取得。
- 年間60億円規模を投資し、リニア関連再開発の主要プレイヤーとして拡大中。
まとめ
名古屋駅西側は、リニア中央新幹線の開業を契機に「遊ぶ街」から「住む街」へと変貌しつつある。中駒産業を中心に、複数の大手デベロッパーがマンション・オフィス開発を進めており、家族層・ビジネス層の定住需要と地価上昇が再開発を加速させている。
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ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?
地価は日本全国各所で高騰しているのは前提ですが、リニアを中心とした開発という前提があるのは明るい兆しだなぁっと名古屋民(地元は違いますが…)としては思いますし、名駅西側はほんのりとした治安の不安も感じ取れる部分がありましたので、これをもって開けたエリアとなっていくことを願います。
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ではでは郡山でした。
