医療保険とはいったいなに？～初めての保険選びのために～
こんにちは、郡山です！
今回は保険初心者様に保険をイチから理解してもらえるように『医療保険とは？』というお題で簡潔に書いていこうと思います。
医療保険自体は読んで字のごとく『医療を受けるうえで起きる金銭的リスクを補償する保険』ですね。
例えば、風邪を引いて病院へ行った際の支払い、入院・手術を伴った病気に要した費用…etc
医療を受けることで間違いなく発生する支払いに対して、保険によってその負担を軽減等することが役割ですね。
さてそんな医療保険はいったいどういう中身になっているのでしょうか？
すでに入っている医療保険！？
医療保険を語る上でまず大きく2つに分類されます。
①公的医療保険・・・全員が必ず加入する保険、医療費の自己負担が1～3割になる
②民間医療保険・・・民間企業が販売する保険、公的医療保険をカバーする役割
実は上記の通り「公的医療保険」には皆様すでに入っているのです！
何気なく病院へ行って、何気なく支払っていますが、実は公的医療保険に加入していなければ支払額は何倍にも膨れ上がり高額な支払いになるのです。
それではそれぞれの保険をもう少しかみ砕いていきましょう！
公的医療保険とは？
さて上記に記載した通り、公的医療保険とは「国民全員が生まれてから死ぬまでに必ず加入する保険」です。
その中でも代表的なもので3つの種類に分かれます。
①健康保険・・・会社員が加入する保険
②国民健康保険・・・自営業者、退職者、無職の方が加入する保険
③後期高齢者医療制度・・・75歳以上の方が加入する保険
そして3つの公的医療保険にはそれぞれ特徴があります。ざっくりとですが表にまとめてみました。
| 健康保険 | 国民健康保険 | 後期高齢者医療制度 | |
| 医療費の自己負担 | 未就学児:2割 6～69歳:3割 70～74歳:2割 | 未就学児:2割 6～69歳:3割 70～74歳:2割 | 一般世帯:1割 現役並み所得世帯:3割 |
| 高額医療費 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 出産育児一時金 | 〇 | 〇 | – |
| 傷病手当金 | 〇 | × | × |
| 出産手当金 | 〇 | × | – |
上記の通り、医療を受けることで補償される面がいくつかありますね。
この補償内容を理解したうえで「それでも補いきれない部分を民間医療保険で補う」というのが次に説明する民間医療保険の在り方です。
民間医療保険とは？
さて続いては民間企業が販売する医療保険「民間医療保険」についてです。
上記でも記載した通り「民間医療保険は公的医療保険を補う形で存在する」という前提があるため、その保険種類は多岐に渡ります。
入院通院などの諸経費を補う保険
三大疾病に特化した保険
女性特有の疾病に特化した保険
などなど…
保険会社によっても色々なプランがありますので、なかなか簡単に保険商品それぞれを比較して選びづらいと思いますが、常に保険は『何のために入るのか？』『何を補っておきたいのか？』が肝です！
それをまずご自身の中で明確・明文化して挑めば決してどの商品を選ぶかで迷うことはないかと思います。
最後に
以上の通り『医療保険とは？』と一言いっても
「公的医療保険というすでに入っている保険があるんだなぁ」
「公的医療保険の上で、それでもリスクになる部分はどこだろう？」
などのように、まずは公的医療保険を理解することから入り、その上でもぬぐい切れないリスクはやはりありますので、そこを皆様それぞれのライフスタイルやプランなどに合わせて民間医療保険から選ぶ。という流れになります。
そしてその「ぬぐい切れないリスクってなに？」や「自分の年齢や家族などどう考慮すればいい？」などについてはまた今後書きつづってまいりますm(_ _ )m
それでは郡山でした。
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