[実例]大型犬のペット保険はどうするべき?

2022年4月13日

こんにちは、郡山です!

今回は最近お話をいただいてペット保険についての相談を受けておりました事例を、実例としてご紹介させていただこうかと思います。

出来る限り参考にしていただけるように綴っていきますが、具体的な部分で相談者様に差しさわりのある部分に関しましては伏せさせていただきますのでご了承をm(__)m

大型犬ボルゾイのペット保険はいかに?

※写真はイメージです

今回ペット保険のご相談をいただいた相談者様の愛犬は、大きな背格好とは裏腹にそのスマートな出で立ちが格好良い「ボルゾイ」さんでした。

年齢はもうすぐ2歳といったところで、ご年齢的にも保険料が一番お安く済むタイミングではありました。(0-1歳期ですとまだリスクも高いが故に保険料は2-3歳と比較しても高いです)

さてボルゾイさんは大型犬に分類される犬種です。
それが故に病院での治療費や手術費などは他犬種のわんちゃんより、どうしても高額になってしまいます。
それでなくてもペットに対する治療費はヒトと違って公的医療保険の対象にはなりませんので、かかった治療費は全て飼い主さんが負担するわけです。
(ペットとヒトの医療保険適用についてはこちらのブログを参照ください)

まさにペット保険によって起こりうるリスクを回避するべき案件だと思います。

すでに他社さんのペット保険に加入済みでもOK♪

さて相談者様は何より今回はじめてペット保険をご検討されるわけではございませんでした。
すでに楽天ペット保険以外の他社さんのペット保険に加入済みでした。

ただ楽天ペット保険は、他社さんのペット保険に加入済みでも合わせて加入することが可能です!
例えば「治療費50%補償」の他社さん保険にすでに加入している上で、さらに「治療費70%補償」の楽天ペット保険に加入していただくと、さすがに実際の治療費の120%が補償されることはありませんが、100%は補償されます。つまりかかった治療費が丸々戻ってくるわけですね。

とは言え、すでに入っているペット保険と今回検討される保険がほぼ同じ部分を補償するものでは、手厚くはなると言えますが、まずもって本当に補償するべきポイントをおさえた上で手厚くなっているのでしょうか?

保険は"万が一"に備える商品

相談者様がすでに加入している保険について補償内容をうかがわせていただくと、「手術費」「入院費」「通院費」と治療費にかかる3種をおさえたバランスの良い保険とも見えました。

ただポイントだったのは『手術費は1回につき最大10万円まで』という部分です。
ヒトでも基本的には同じですが、治療費で一番高くつくのは「手術費」です!
実際骨折の手術費だけでも30万円を超えてきたりします。

保険という商品の本来の価値・意味を考えた時に、保険金で儲けるための商品でもなければ、
日頃よく起きるリスクに備える商品でもないです。
“万に一回しか起きないかもしれないけど、起きると経済的打撃が非常に大きい”リスクに備えるための商品です。

そう考えると『手術費は1回につき最大10万円まで』はあまりにも心もとないです。
なんなら入院費や通院費はまだ手持ちのお金でまかなえる可能性があります。
事実以下の様な入院費・通院費に関するデータがあります。
どちらの表も1年あたりの平均値です。

入院日数(日)入院費(円)1日あたりの入院費(円)
3.972,00018,000
大型犬3.989,00023,000
中型犬4.179,00019,000
小型犬3.969,00018,000
4.577,00017,000
全体4.072,00018,000
通院日数(日)通院費(円)1日あたりの通院費(円)
2.826,0009,000
大型犬2.931,00011,000
中型犬3.130,00010,000
小型犬2.825,0009,000
2.621,0008,000
全体2.826,0009,000

つまりボルゾイくんだと大型犬ですので
・入院は1年間で3.9日/入院費89,000円
・通院は1年間で2.9日/通院費31,000円
もちろんこの数値は平均値ですので、これより上回ることもあれば下回ることもあり得ます。
ただ上記を見る限りでも通院よりさきに入院の補償を考えるべきですよね。

ということで今回の相談者様の加入してたペット保険はバランスは良いのですが、どのリスクが一番おさえるべきかと考えた時には、少なくともボルソイくんのことを思った保険商品としては最適ではなかったと思えました。

最後に

かなり端折った部分もありましたが、そんなこんなで今回の相談者様におきましては、楽天ペット保険の「ずっといっしょ[もっと]」という商品の中で、【手術・入院プラン】をおすすめさせていただきました。
プラン内容についてはこちらをご覧くださいm(__)m


手術費は最大50万円まで補償されますし、入院費も1日あたり25,000円まで補償されます!
補償割合も実際にかかった費用の90%補償されるので、高額な支払いにおける備えにバッチリです!
そして何より保険料がお得です!!

もちろん今回のケースだからこそ【手術・入院プラン】が最適だったと思いますので、「通院費とか備える必要なし!」というお話ではないと思います。
通院日数が長引く傷病の場合には、それはそれで総支払金額が20万円を超えて来るケースもございますのでm(__)m


ということで今後も実例にてご紹介できる案件がございましたら、ご紹介してまいります。
そして最後に今回ペット保険をご相談いただけました相談者様、自分の話に耳を傾けてくださり誠にありがとうございました。

郡山でした。


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