「日銀のETF・REIT売却で市場消化に100年」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
何を手に取っても「あれ、なんだか高くなった気がする」なんて思えるインフレ真っ只中の日本ですが、まぁ今までが変わらなさ過ぎたのが他国を見た時の印象です。とは言え逆にここ数年のインフレに入るまではむしろデフレな時代の方が長かったわけです。
そしてそのデフレ期に行われた「異次元の金融緩和施策」の一つであった案件が、実はつい最近終わりを迎えました。それは『日銀による上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の買い入れ策』です。今回はこの日銀の動きに関するニュースをザックリ解説です。
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そもそもETFとREITの買い入れとは?
Q:
そもそもなぜ日銀は上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の買い入れしていた?
A:
2010年以降続くデフレからの脱却のため。日銀がETFやREITを買うことで株価などの下落傾向を抑える効果があった。
1. 日銀のETF・REIT買い入れから売却への転換
- 2010年からの異例の政策で約70兆円規模に拡大。
- 2024年3月に新規買い入れを停止。
- 出口戦略として市場売却を決定。
- 植田総裁は「100年以上かけて売却も辞さない」と発言。
2. 政治・政策的な議論と代替案
- ETFを政府系金融機関に移管、公的投資に活用する案。
- 国民に配布する案。
- 与野党からは政府財源化の提案(例:子育て支援、SWF創設)。
- しかし財務省は「含み損リスクが高い」と否定的。
3. 売却に伴う市場・財務への影響と課題
- 一気に売却すれば株価下落のリスク。
- 日銀の保有額は東証プライム時価総額の8%。
- 長期売却で含み損・財務悪化の可能性。
- 基本方針は「市場かく乱回避」「適正な対価」「損失回避」。
- 今後の売却ペース修正や市場動向次第で批判リスクも。
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ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?改めて流れをおさらいしておくと以下の通りです。
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・日銀が約70兆円に拡大したETF・REITの売却へ入る予定
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・売却以外の使い道も案があったがリスクの高さから懸念
↓
・一気に売却すれば株価下落のリスクがあり、100年以上かけて売却予定
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デフレを食い止めるためにとった飛び道具ともいえる日銀の買い入れが、出口戦略も定かでなく2024年まで新規買い入れが続いていたことは驚愕です。そして売却に100年以上かかるとは…。これはもはや売却しきれないんじゃないかとも思えて仕方ありません。せめて含み損を最悪取るはめになったとしても、作れた資産をもっと友好的・効果的に使う方向にしてほしかったと思うばかりです。
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ではでは郡山でした。
