「大学の財源確保へ共同ファンド立ち上げへ」をザックリ解説!

2025年9月8日

出典:日本経済新聞

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。

お仕事柄、初心者さんへ向けての資産形成サポートを続けている恩恵か、高校・大学での授業も毎年7.8校ほどいただいています。そしてすでに8年以上授業を続けていると起きてきているのが「高校の統合廃校」や「大学の定員割れ」です。地方の学校からその流れは否応なく波及していっています。つまるところ人口減少・少子化の一片ですね。子供が減っていくことで起きる学校の存続問題については『人数が集まらなくても運営できる形』を目指すというのも一つの答えです。
その答えの一つとして「大学の共同ファンド設立」に関するニュースをザックリ解説です。





1. 共同ファンドの概要と目的

  • みずほフィナンシャルグループ傘下のアセットマネジメントOneが、全国の大学向けに共同で資産運用を行う新ファンドを立ち上げ予定。
  • 100校以上の大学を対象に、1校あたり3〜5億円の出資を募る。
  • 少子化による財政難を背景に、地方や小規模私大でも優れた教員の確保や研究設備の充実を目指す。
  • 単独では資産運用が難しい大学に向けて、共同運用でハードルを下げる。

2. 投資方針と利回り目標

  • 投資対象は国内外の株式、債券、金などで、株式の比率は最大5割超を予定。
  • 目標利回りは、日本の政策金利を約4%上回る水準。
  • 運用資産残高は5年で約300億円を目指す。
  • 少額投資が可能となり、大学マネーがリスク資産運用へと進む可能性。

3. 背景と課題

  • 大学の財源確保手段として資産運用の重要性が高まっているが、多くの大学は人材やノウハウが不足。
  • 過去にリーマン・ショックで損失を出した大学もあり、運用拡大には慎重姿勢が残る。
  • 政府は2024年に「アセットオーナー・プリンシプル」を策定し、学校法人にも運用の高度化を促進。
  • 大学側には、損失リスクを理解し、外部有識者による管理体制の整備が求められる。




ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?改めて流れをおさらいしておくと以下の通りです。

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・大学の財政難対処に向け、全国の大学へ協働で資産運用を行う新ファンド立ち上げ予定

・目標利回りは国内政策金利+4%水準、小額投資が可能となり大学マネーが資産運用に動き出す

・政府としても機関投資家として学校法人の資産運用を促進、同時に有識者による管理体制も必要
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以前紹介した「大和証券のパプリカ投資」ではないですが、資金調達の在り方にファンド化するという事象がこうして色々なパターンがあることは興味深いです。大学は根本的に集客できる魅力や特徴・強みが問われることはもちろんですが、今後は機関投資家としてどう資産運用成果を出しているかも問われるのかもしれません。

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ではでは郡山でした。

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Posted by 郡山 悠也