「『みんなで大家さん』の分配金遅れ」をザックリ解説!

こんにちは、初心者さんサポートFPの郡山です。
さて自分の役目は初心者さんの資産形成サポートが主であり、その中身は基本的に「投資」と「保険」です。資産を「増やす作業」と「守る作業」という具合です。そのうち「投資」における中身は着実にNISA・iDeCoの活用に限ります。逆にそれ以上は自分からサポートすることは一切していないです。元々投資自体が自己責任であるというのはあるのですが、リスクをとった勝負みたいなことを推し進めたいとは思わないからです。何ならばしっかり働いて稼ごうと言いたいぐらいです。
ただ投資界隈にもどうしても詐欺はもちろんのことリスクの高いところへ手を差し伸べてしまう方がいらっしゃいます。その中でも大きなリスクを取ることになるのが「不動産投資」です。
今回はそんな不動産投資における実際起きている事態として『みんなで大家さん』という不動産投資商品におけるニュースをザックリ解説です。
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① 分配金の遅延と投資者の不安
- 「みんなで大家さん」では、2025年7月から分配金の支払いが滞っている。
- 投資家の多くは、安定収益や元本の安全性を期待して出資していた。
- ある70代男性は、成田空港周辺の開発プロジェクト「シリーズ成田」に400万円を出資。初期は分配金を受け取っていたが、7月に支払い不能の連絡を受け、解約も半年~1年は不可とされている。
- 出資金が返還されない可能性を懸念し、弁護士を通じて提訴準備を進めている。
② 勧誘資料のリスク説明不足
- 勧誘パンフレットでは「元本の安全性」「高い収益性と安定した利益」を強調。
- 一方で、元本保証がないことはQ&A欄に小さく記載されていた。
- 弁護士によれば、空室リスク・災害リスクなどは記載されていても、開発失敗時の土地価値など「本質的なリスク説明」が欠如していると指摘。
- 「ゲートウェイ成田プロジェクト」の失敗リスクや、それに伴う資産価値の下落リスクなど、具体的な説明がなかった。
③ 不特法と商品の適格性への疑問
- 「みんなで大家さん」は*不動産特定共同事業法(不特法)*に基づいた商品。
- 同法は、マンションやオフィスなど比較的安定した物件への投資に適しているとされている。
- 弁護士は、大規模な開発を前提とする「シリーズ成田」のような案件は不特法に適していない可能性があるとし、規制強化の必要性を指摘。
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ということで、“ザックリ”ご理解いただけたでしょうか?改めて流れをおさらいしておくと以下の通りです。
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・「みんなで大家さん」の不動産投資商品にて分配金の支払いが滞っている
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・原因は投資先の不動産開発が予定通り進んでいないため
↓
・勧誘資料のリスク説明不足、不特法に適しない大規模開発の商品
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個別相談で資産形成のサポートをカフェ等で行っていると、かなりの頻度で不動産投資のお話をされていらっしゃる営業マンを見かけます。NISAを皮切りに投資に対するハードルが下がったことで不動産投資への入口も開かれたところがきっとあるのだと思います。ただ不動産投資は本来は大きな元本が用意できる潤沢な資産状況の上でするもの。いくら小口で投資が出来るとは言え、インデックス投資と違い大船に乗った気持ちではいられません。
個人的には資産形成はあくまで『最適化』を目指すがまず大事だと思います。一攫千金ではなく今よりもお金が残りやすく・増えやすく・必要な守備力がある状態を整える作業だと。そしてそのための元本はあくまで働いて得る給与ではないかと思っています。
今後も時事ネタを中心にザックリ分かりやすく経済情報等をLINEでお届けしてまいりますので、NISA・iDeCo・保険見直しなども含め資産形成ご興味ある方はLINE登録して気軽にメッセージください!
ではでは郡山でした。
